129247 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

テリ~のほぉむぺぇじ

テリ~のほぉむぺぇじ

廿楽事件簿02

廿楽事件簿?!久しぶりに更新十ニ話目~。
日記や掲示板に書き込んで好評だった廿楽エピソードを載せようかと・・・。
後、面白そうな(笑えそうな?)廿楽エピソードがあったら載せて行く予定。
事件簿に載せるにあたって、書き込んだ当時より一部編集が入ったりしてます。

ホーム バック

廿楽事件簿その十ニ
『夏の思い出(セミ偏)』
夏です。セミがぶんぶか飛んでます。
この時期になるとどうしても思い出しちゃうセミエピソードが二つほどあります。

『エピソード1―バイト編―』
廿楽は高校時代コンビニでレジ打ちバイトしてました。
そのバイト中に起きたお話です。

夏休み、朝から元気にバイトに精を出し『いらっしゃいませー』とやっていた廿楽とバイト仲間。
普段店内は有線から流れる曲で満たされてます。
しかし・・・この日はそんな店内に不可思議な雑音が混ざってました。

ジジ・・・ビビビビジジ・・・ビージジジジ・・・・

スピーカーの雑音とも違う不規則に聞こえる雑音。
バイトしている私達以外にも、店内に居たお客さんの間でも『何の音?』という空気が流れてました。

そして、あるおばちゃんがレジの前に買い物籠を置きました。

ピ、ピ、ピ、・・・ジジジ・・・ピ、・・・ジジー・・・

おばちゃん:ねぇ、さっきから聞こえるこの音はなんなの?
廿楽:さぁ・・・こちらでも解からないんですよぉ
おばちゃん:でもこのお店の中でしてるわよねぇ・・・
廿楽:そうなんですよ。でもずっとしてるわけぢゃないんです。
おばちゃん:ふーん。

廿楽:●●円になりまーす。
提示された金額を払うおばちゃん。
チーン
廿楽:●●円のお返しです。ありが・・・?!

音の原因、わかりました。

ビニールに入った品物を手に取り去ろうとするおばちゃんの後頭部

パーマの海に溺れもがいているツクツクホーシ発見!!

廿楽:お・・・お客様。あの・・・髪にセミが・・・
おばちゃん:え?(後頭部に手を伸ばし・・・)
おばちゃん:キャーァ!イヤーァ!取ってぇぇぇ!!!!(パニック)
廿楽:少・・・少々お待ちくださーい。

ヾ(゜д゜;)パサパサ・・・

必死に髪に絡まるセミを取り除き、お店の外にポーン。
ビビジジジビビビビビジジジ・・・ブー・・・ン
元気に飛んでゆくツクツクホーシ。

廿楽:・・・・・・・・・・・・・・。
おばちゃん:あたしだったのねー・・・気づかなかったわぁ。

恐るべしおばちゃんパーマ。
セミを閉じ込めたら逃しません。(^―^A)
髪の毛の牢獄。ヘアープリズナー。


『エピソード2―社会人編―』

某品●のビルに派遣で行っていた時のことです。
働いていたオフィスでは机を世左右に並べて配置し、『島』と呼ばれるグループに分けてお仕事していました。
そして、その島をまとめる部長席が窓際にありました。
こんな感じの配置です。↓

□・・・社員の机 ■・・・部長の机

  □□□□□□  |入
■         |り
  □□□□□□  |口

毎朝、部長は社員の机によって出来た真ん中の通路を通って部長席に行きます。
社員は徹部長に『おはようございま~す』と挨拶します。

そんないつもの朝だったんです。

部長:おはよーーー
社員:『おはよー・・・ご、ざいます?!』

出社してきた部長に挨拶しようとした社員全員が、部長が通り過ぎる端から挙動不振に陥りました。
なぜなら・・・部長の背中、というか・・・左後ろわき腹。
そこにアブラゼミがくっついてます。

部長の態度と様子では、絶対気付いてない。
社員の誰かが『部長!後ろにセミがついてます』と言えればいいんですが・・・誰もいえません。

部長が普段どおり席に座る・・・誰もがセミが飛び立つ瞬間を予想しました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・あれ?
ね、飛んだ?セミ飛んだ?


部長席をうかがう社員に『あれ?』の雰囲気が流れた途端PCのメッセンジャーが『ポン』とメッセージを受け取りました。

それは部長席に一番近い社員さんからのメッセージ。

『まだ・・・ついてる』

『~?!~~~!!!』ヾ(≧皿≦;)

何が?なんて聞ける余裕ありませんでした。
部長以外の島中の誰もが、腹筋と頬にメチャクチャ気合を入れて笑いをこらえました。

それからも部長が動く度に『まだいる』や、『少し移動した』という報告メッセージが届き、その度に挙動不審になる社員一同・・・。

結局それから1時間近く・・・セミはくっついてました。
部長が会議に呼ばれ、戻ってきたときにはついてなかったんで、会議に向かう途中か会議中に飛び立ったんではと予想されます。

セミが飛ぶこの季節。
どうしても思い出しちゃう二つのエピソードでした~。


廿楽事件簿その十一
『廿楽 VS プー(車内攻防偏)』
父方の祖父、祖母の法事で秋田に行きました。
姉ちゃんの車で、メンバーは父さん、姉ちゃん、廿楽、姉ちゃんの愛犬プーの3人と一匹です。
テリーは手術後まもない包帯グルグル上体だったので母さんと家でお留守番。
朝イチに姉ちゃんがプーをつれて登場~。
最近稀に見る若いラブラドールパワーでドーンと体当たりで喜びを表現するプーにちょっとひく廿楽・・・。
そして、みんなの荷物を車に積み込み父さんの運転でいざ出発!
最初は運転席に父さん、助手席に姉ちゃん、後部座席に廿楽とプーという状態でした。
車が発車すると同時に助手席の姉が、ごそごそと自前のクッションを膝の上にのせる・・・。
普通クッションってお尻の下に敷くもんなので、不思議に思い姉ちゃんに質問。
廿楽:姉ちゃん、そのクッション何?
姉ちゃん:今にわかるよ~。
廿楽:???(なんじゃろけ?)

車が発車して暫く、最初の信号に捕まったあたりでプーが助手席に移動。
姉ちゃん:わかった?
廿楽:うん・・・わかった。

プーは助手席に移動すると、思いっきり姉の膝の上にお座りし、窓の外の風景を尻尾ブンブンで眺め始めました。
しかも時々立ち上がったりするもんだから姉ちゃんの顔面にプーのお尻が・・・。
姉ちゃんの膝の上にあるクッションは室内犬で爪が長めなプーが乗っても痛くなく怪我しないように必要な物だったんです。
ひとしきり姉ちゃんの膝の上で外を眺めているプー。
ずっと外を見ていればなかなか大人しくて可愛らしいのに、何故か30分~40分おきくらいに後部座席の廿楽に『きゃ~そこにいたのね~遊んで遊んで、キャーキャー』と尻尾ブンブンで顔中舐めまくりの大狂乱を起こします。
その度に全力でプーのベロベロ攻撃防御する廿楽。
テリーはほとんど顔を舐めたりしないので、とても新鮮で可愛い攻撃のはずなんですが・・・プーの舌は猫のようにザラザラしていてメチャメチャ痛い(涙)
しかも鼻の穴にまで舌が進入して舐めるもんだからひとしきり舐められた後は唇が腫れ、鼻水が止まらないというなんと言うか切ない事態に・・・。
最初の一回でめっさ後悔したので、もう断固として顔舐めを拒否!ガード!!
しかし、プーはもともと負けず嫌いな性格なので、自分の舐め攻撃を拒否されると物凄くムキになって襲い掛かってきます。
その度にそんなに広くない後部座席で本気で取っ組み合いのじゃれ合い(戦い)をする廿楽とプー。
最初の3時間くらいはこんな感じで、顔舐め攻防戦を繰り返していました。
高速に入り、サービスエリアでの休憩後からは、今度は顔舐めではなく『カエル争奪戦』となりました。
廿楽はサービスエリア等に寄る時用に小さい手提げを用意していたんですが、ここにお気に入りのかえるのマスコット(握りこぶし大のストレス解消用ぷにぷにとした握り心地が最高!)をつけていたんです。
それがプーの『欲しい~頂戴~噛ませて~』という欲求を物凄く刺激しちゃったみたいで・・・事あるごとに人の手提げに首を突っ込んで、カエルを奪おうとしてきます。
廿楽だって、お気に入りのカエルをむざむざ涎まみれにするのはです。
なので、最初は着替えなどを入れたバッグに避難させてました。
しかしプーは後部座席を乗り越えて、そのバッグを探し出し、中身を引きずり出してカエルを探すので結局は身に付けてプーが探しに来るたびに隠すことにしました。
最初はバッグを必死に探して『あれ?カエルは?』となっていたプーもカエルを隠しているのが廿楽だとわかり、『カエルちょーだいカエルちょーだい!くれなきゃ奪う!』と犬パンチや頭突き、腕などをガジガジ甘噛みして廿楽の隠したカエルを奪おうと攻撃を開始。
対する廿楽は、プーの攻撃を受け、はじき、避け、必死にカエルをプーの視界に入らない位置をキープ。
プーの犬パンチ・・・めっさ痛い。なまじ爪が長いからパンチと言うよりかはぶす!っと刺さるような感じです。
顔舐めの時は顔に集中して攻撃してきたので、防御しやすかったんですが、今回は廿楽のどこにあるかわから無いカエルを奪うのが目的なので廿楽全部が攻撃対象
顔舐め攻防戦以上に白熱した戦いを繰り広げました。
どんなにプーのパンチが痛かろうが、痣が出来ようが、『ぜってぇ負けねぇ』と廿楽頑張りました。
(だってワンと遊ぶときは負けちゃーいけないですもんね)
そんなこんなで最初の宿泊地につく頃には、廿楽の髪はほつれ、化粧も取れ、腕にはミミズ腫れに痣がちらほらという状態。
何とか車内では勝利を収めた廿楽ですが、このカエル・・・夜皆が寝静まった後にプーが廿楽のバッグからこっそり奪って齧ったらしく朝起きたら犬用シーツの上にべっちゃりと濡れて転がってました。(涙)
しかも・・・家に帰って気づいたんですが、カエルの足の一部がなくなってました。
しくしくしく・・・。

ホーム バック


© Rakuten Group, Inc.